OSアップグレードに関する注意喚起

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Windows PC の Windows 10 から 11 へのOSアップグレードについての注意喚起

Microsoft Windows の 10 から 11 へのアップグレードは現状、リスクを伴います。以下の点を考慮して慎重に判断してください。以下の点が不明ならば Windows 11 へのアップグレードは見合わせるべきです。また、OSのメジャーアップデート・アップグレードを適用する際にはバックアップをとっておくのが鉄則です。

  1. ノートPCはたいてい、メーカーや機種ごとに特別なカスタマイズがされています。そのため、メーカーのウェブサイトで各構成要素のデバイスドライバやファームウェアが Windows 11 に対応していることを確認し、ダウンロード・インストールする必要があります。
  2. 機械工学科の授業で使用するSolidworksは、Windows 11にまだ対応していません。公式サイトによると、2022版から対応とのことです:https://www.solidworks.com/support/system-requirements
    その他、各学科の授業で使用しているアプリケーションの中にはWindows 11に未対応のものがある可能性があります。
  3. 2019年度~2021年度の大学推奨機種のノートPCは、いずれもWindows 11への対応状況は今後メーカーから発表されます。2021年11月現在ではWindows 11にアップグレードしないでください。ファームウェアやデバイスドライバが対応していないためアップグレードで不具合が発生し、初期化を余儀なくされた事例があります。
  4. 2018年度の大学推奨機種のノートPCは、メーカーであるFujitsuのウェブサイトのWindows11対応状況のページで最新のデバイスドライバを入手できれば、Windows 11に対応していることが分かっています。
  5. 機械工学科の推奨機種のノートPCは、メーカーであるMSIのウェブサイト(Content Creation欄参照)によると2021年度推奨機種はWindows 11に対応していますが、2019年度と2020年度の推奨機種は対応していません。また、前述のようにSolidworksがまだWindows 11に対応していないため、2021年度機種についても現時点ではWindows 11へのアップグレードはしないでください。

やや旧機種の Mac でのOSアップグレードについての注意喚起

2018年頃から2020年頃までの世代の Mac (いわゆるT2 Intel Mac) の一部機種は、macOS Monterey にアップグレードすると起動しなくなる場合があることが知られています。この問題は徐々に修正されてきているようですが、アップグレードにあたっては事前にバックアップをとる、所持している機種について情報収集してから判断する、といった対応をとってください。

これに該当して起動しなくなった Mac の復旧方法は、Appleの公式サイトに書かれています。それには動作する Mac がもう一台必要です。なお、本件について総合情報センターが復旧を請け負うことはありません。
アップル公式サイトの説明:https://support.apple.com/ja-jp/guide/apple-configurator-2/apdebea5be51/mac


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